カードを購入するときのもうひとつの重要な点。 サイズです。
それは、ポーカーサイズ(横幅が比較的広いサイズ)か? ブリッジサイズ(横幅が比較的狭いサイズ)か?ということです。
セオリーから言えばカードマジックにおいては絶対ポーカーサイズなんです。
理由としては:
1)見栄えが良い。(一番大切なことだと思います)
2)ブリッジサイズに慣れてしまうと、ポーカーサイズで出来ないテクニックも出てくる。
3)スタンダードなので、マジックのマニアは皆このサイズで練習してます。 マニア同志で会話するとき馬鹿にされないように(笑)
4)横幅が狭いからと言って必ずしもブリッジサイズが扱いやすいとは限らない。
短い分だけ横曲げのテンションが強くなり扱いにくいこともある。
というあたりが主だと思います。
但し、私は一つだけブリッジサイズを応援したい点があるんです。
それは手の小さい人や子供さんや、女性でも、すんなりカードテクニックを習得する世界に入っていけるのではないかなぁ、ということです。
話は飛躍するかもしれませんが、音楽の世界では、ピアノに比べてバイオリンに天才が発見されやすいと言われます。
子供のサイズで幼児から練習を始め、身体の成長に合わせて楽器の大きさも小から大へと移行するからです。
一方、ピアノは3~4歳児でも、大人と同じ楽器に取り組まなければなりません。
オクターブの指が開かない。 力が弱くてキチンと楽器が鳴らせない。 などの理由で例えば小学校へ上がる前に挫折してしまうケースもあるんですね。
カードとピアノを一緒に語るには適切ではないかもしれませんが、トランプゲーム以外にまったくカードを扱ったことが無い人にとって、ブリッジサイズは入門用としては効果的だと思っています。
そこで紙製のカードで基礎を練習し、いくつかのマジックを習得し、先ずはカードマジックの楽しさを知るというのも、決して遠回りではないと考えます。
そこで私の結論はこうです。ご批判もあるでしょうが、ブリッジサイズで練習を始めてもよい、と。
但し、カードをいじりまくり、さわりまくり、基礎を練習していく中で、3ヵ月でブリッジサイズを卒業してください。
もちろん、ポーカーサイズで始めようという人はこれが基本ですからドンドン進めて結構です。
真剣に練習すればカードは一か月でもボロボロになります。 そこまでイジリ倒したら次に買うのはポーカーサイズです。
まず、ポーカーサイズを入手します。 ちょっと扱い辛そうだなぁ、と思ったらポーカーサイズはいったん引出しにしまっておいて、ブリッジサイズを買いましょう。
もったいなくありませんよ。 ブリッジサイズを卒業したらそのカードはゲーム用トランプとして使えばいいんです。
下の写真を参考にしてみてください。 両方の幅には5~6mmの差があります。
左手に持った時(ディーリングポジションといいます)の見栄えもちょっとちがうでしょ?

テーブル上のカードがポーカーサイズ、手にもっているのがブリッジサイズ。
下のはポーカーサイズを持ったところ。

